60%生活

人生七転び八起き

天職の沼から脱出

昨日まで必死に自分にとっての「適職」を探し続けていた私。今日も今日とてパソコンをじっと見つめながら仕事をしていると、「いや私どんな仕事でもお金のために渋々働くことになるわ」と思い至った。


今まで仕事内容が私に合っていないせいで、いつも渋々働くことになるんだと思っていた。どこかに夢中でやれる「天職」というものがあるはずだけど、自分はまだ出会っていない…いつ出会えるんだいと俺の筋肉に聞いていた。


しかしどうやら天職とは探し当てるものではなく「気づけば天職になっていた」が正しいっぽい。筋肉に問い続けても答えが見つからないわけだ。


ただの仕事を天職にするためには、仕事に没頭する姿勢が必要になる。私は初めから「天職」を探す気がない。没頭と対極にいる、生きてることがめんどくさいような人間に、天職など存在するわけがない。


頭の中で、口髭を生やした伯爵がマントをひるがえして天職をさらっていく絵が浮かんだ。私は両膝をついて慟哭した。


まあでも、天職に就いていなくても日は沈むしお腹は減るし。それに自分には天職がないんだ!とわかった途端に、1個の「不安というか悩みというかとにかく暗〜い沼」からヌルんと這い出した実感があった。でっかいうんこをした時のようにスッキリした。


ただ、1個の沼を抜けたと思ってもすぐ次の沼に足を突っ込んじゃうんだけど。今はなんだかいい気分なのでまあいいでしょう。


めずらしく仕事帰りにまっすぐ帰宅せず、マクドナルドでポテトを食べた。満腹で歩く帰り道は、いつも腹ペコで帰宅を急ぐ道と同じだと思えなかった。腹が減ってないだけで世界はいいところだと思えた。


両膝をついて慟哭している私の肩を叩いて「天職なんて、なくてもいいけどあったら便利くらいのもんだよ」と言った。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村